時計のお話アルネ~♪

date. 2021/05/26


 

ブログをご覧の皆様、こんにちは。

 

今回は、時計の話になります。(あんちょこ雑誌を片手に…)

 

時計に話なんかあるの?!と思われるかもしれませんが。

 

たどってみると奥が深い!!

 

 

少し高価なこの子たちですが、こちらを読んで共感して頂けると嬉しいです。

 


 

この子たちの共通点…

 

建築家、家具デザイナー ”アルネ・ヤコブセン” によって生まれたものです。

 

デンマークのル・コルビジェと言われていた建築家ヤコブセンは、産み出した建物おおよそ150件!

 

そこで満足せずに、自身が造った建物の設置する家具までもデザインをされさらに、注目を浴びます。

 

そして現在は、ヤコブセンの家具が世界中にあり、世には家具デザイナーとしての認識の方が勝っているとかいないとか。

 

とにかく、ほとんどの方はどこかで目にしているデザインの中に、ヤコブセンは存在します。

 


 

この時計たちも、ヤコブセンが建築した作品の中の一部です。

 

左から

 

”CITY HALL”

ルードブレ市庁舎の為にデザインされた時計です。ケースと一体成型になった文字盤は

独特の立体感があり、光沢のあるポリッシュ仕上げのケースに無駄を排除したバーのみの

文字盤がモダニズムを代表する作品となっています。

 

”ROMAN”

オーフス市庁舎の時計塔を忠実に再現した時計です。文字盤に直接描かれたローマ文字の

インデックスと特徴的な針のデザインによりエレガントな印象に仕上がっております。

 

”STATION”

ヤコブセンの名作です。テーブルクロックとして市場に出たのが始まり。

当時は手書き風の柔らかいフォントが主流の中で、バウハウスの哲学でもある

機能美の流れを汲んだフォントを使いシンプルでどんな空間にもなじむ作品です。

その後、視認性の高さ時間の分かりやすさから多くの人々が時計を必要とする場所

デンマークの「駅」にこの時計が採用されました。

 

”BANKERS”

デンマーク国立銀行を設計した際に家具などとトータルでデザインされた時計です。

デンマーク国立銀行は、ヤコブセンの代表作でもあり遺作でもあり、それまでのヤコブセンの

デザイン哲学の集大成である作品です。建築と同じくモダンで洗練された独創的な時計です。

シンプルな文字盤は黒い点の位置でそれぞれの時間を表しています。遠くから見ると黒い点が

渦のように連続することで「優美に流れる時のスパイラル」を表現しています。

 

そして、テーブルクロック。

 


ヤコブセンのチェアと合わせてみました!

 

ヤコブセンの造り出すものは

 

古いのに新しい。

 

奇抜なのに居心地がいい。

 

シンプルで機能的、そして人間的なぬくもりがある。

 

まさしく私たちの心をグッとつかむ作品ばかりなのです。

 

ぜひ、ご覧になって下さいね♪

 

アクタス富士見店のスタッフは皆様のご来店をお待ちしております!!

 


 

最後まで読んで頂きありがとうございました☆