ACTUSの名作チェア

date. 2016/03/18

みなさまこんにちは

明日から3連休ですね!!

3連休はどのように過ごされる予定ですか?

旅行ですか?ドライブですか?

それとも家でだらだらですか?

・・・妄想しただけで羨ましいかぎりです!

仕事柄、土日祝は休めないため、最近のもっぱらの趣味は

本屋さんで関東近郊のガイドブックを立ち読みして

妄想することです。暇があれば、まっぷる・るるぶ等を立ち読みしています。

 

是非、関東のオススメの観光スポットがあれば教えてください。

 

さて、今日のブログはイスのご紹介です。

深澤直人×マルニ木工×ACTUSとで共同開発しました

『AOYAMA』チェアを紹介させて頂きます。

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こちらのイスは深澤直人さんデザインで作られているのですが、

デザイナーがデザインしたような特徴的なシルエットではなく

なるべくシンプルに作られており、今後10年、20年と使っていく中で

お部屋の中に馴染みやすい、デザインになっているのが特徴です。

ただ、やはり普通のイスではなく、言われないと分からないような

細部にこだわりを持って作られています。

 

まずはこちらの座面

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座面は、板座でも硬い座り心地にならないよう、

U字型に湾曲させ、しっかりと体重を受け止めれるように

なっているだけではなく、前側をさらに下にも曲げ加工されています。

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この3次元の曲げ加工は、かなり難しく、試作時に苦労されたそうですが

この太ももの裏が当たる部分を丸みをもたせることで、ストレスなく

長時間座れるようになっています。

 

次は、こちらの背もたれです。

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背もたれも一般的なイスの背もたれと比べても

少し傾斜して付けられています。

この絶妙な角度が、もたれた時のリラックス感を

演出してくれる絶妙な角度になっています。

座ったときに、自然に「ふー」と息が漏れる

安心感を与えてくれます。

 

次は、こちらの台座の部分

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イスの脚と脚を固定し、座面を支えるこの部分ですが、

よく見ると、少し内側に入っているのが分かりますか?

こうする事で、横から見たときに台座が見えず、

座面の薄さなどイスの線の細いデザインがより際立ちます。

 

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ね?座面だけが浮いて見え、スッキリ見えるでしょ?

 

お次はこちら。

IMG_8600 - コピー

イスの脚と脚と繋ぐ貫きの部分。

ほとんどのイスは、貫きを差し込んで固定するだけですが、

AOYAMAは貫きがより強固になるよう、木ピンを打っています。

写真に写った丸い痕が木ピンの部分です。

この部分に木ピンが入るか入らないかという

ちょっとしたこの加工だけでも、強度が数段良くなるそうです。

今後10年、20年と使い続けることを想定し、

強度面でもこだわりをもって作られているイスです。

 

他にも沢山こだわった箇所があるのですが、

それは実際にお店で確認してみてください。

ACTUSが誇る名作チェアとしてオススメできるイスでした。

 

ACTUS富士見店

049-275-1461